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足立店スタッフブログ

塗料選びのコツPART2~顔料・展色剤編~

2022.06.10
こんにちは!中川です。

ついに梅雨入りしましたね~☂
私の故郷富山県ではぴょこぴょこカエルが跳び始める頃になりますが、東京にはあまりいないみたいで驚きました。
昔からカエルは苦手でしたが、夜の静けさの中で聞こえるカエルたちの合唱が今では恋しかったりもします......。

さて、今日のブログは、塗料選びのコツPART2です。
前回PART1では、塗料は4つの成分により構成されているということをお話ししました。
今回と次回で、それぞれの成分について詳しくお話していきます。
それぞれ塗料の性能や金額に関わっているので、これらを理解すると塗料選びがもっと楽しくなると思います♪



①顔料とは?

まずはじめに "顔料(がんりょう)" についてお話します。

顔料=塗料の色を決める要素
で、有機顔料、無機顔料、または着色目的以外の顔料など様々な種類があります。それぞれ耐候性や用途に違いを持っています。詳しい説明はぜひ写真をご覧下さい。

外装用の塗料は色味の飛びにくい 無機顔料 を多く使用します。
無機顔料は主に白・赤・黄・青・黒の5色を組み合わせて色を作成しています。

塗料のなかには、顔料を入れない クリヤー塗料 というのも存在します。石目調・タイル調など意匠性の高いサイディングボードに塗装しても模様や目地がつぶれない為、デザインをそのままに外壁をより強く、美しくできます。
ここでポイント!
塗料は、前述のように顔料によって耐候性が異なっています。
塗料が褪色する原因は主に紫外線によるもので、紫外線に破壊されにくい酸化鉄や炭素を多く含むものは長期に色相が保たれます。
その為、彩度の低いくすんだ色は耐候性に優れ、鮮やかな色相は耐候性に劣る傾向があります。
外壁の色選びのご参考までに・・・。


②展色剤とは?

続いて、展色剤についてお話します。

展色剤=塗料の主要成分=樹脂
です。もう少し詳しく言うと、展色剤は顔料成分を均等に分散、付着させ色彩を維持させてくれるものです。

実は、塗料においてこの樹脂(展色剤)の存在はとても大きくて、
樹脂=塗料のグレード
と言えます。
含まれる樹脂によって塗料の耐久性や値段が変わってきます。
大きく分類すると、図のような感じです。

やはり値段の高い樹脂を含む塗料はその分耐侯年数も高いですが、皆さんのお家の材質・劣化状況に合わせたり、人生設計を考えたときに今お家にどのくらいのお金を使えるのか、あと何年そのお家を持たせたいのかなど様々なことを考慮して、最適なコストと樹脂の塗料を選んでいただきたいです。

顔料と展色剤について参考になりましたでしょうか?
顔料は色、展色剤は樹脂です。
特に樹脂は塗料選びの最重要ポイントと言っても過言ではないのでまたいつかマニアックなお話をしようかなと思います。

本日もガイソーブログをご覧いただきありがとうございました。
次回は、溶媒と添加剤のお話をします。見ていただけると嬉しいです♪
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