Requires a javascript capable browser.

ガイソー

コラム
外壁

外壁塗装費用の4つの内訳とは?見積もりの適正価格と業者選びのポイントも解説!

2023.12.13
外壁塗装を検討中の方の中には「外壁塗装ってどれくらい費用がかかるの?」「費用はどのような内訳になっているの?」と気になる方も多いことでしょう。外壁塗装の業者を選ぶ際には業者がだした見積もりをもとに契約および工事を進めていくため、その見積もりが適正なものかを判断できる力が必要です。
この記事では外壁塗装の費用の4つの内訳や見積もりの適正価格、業者選びで注意することなどを解説しています。ぜひ最後までご覧ください。
わたしの家の外壁塗装はいくらかかる?

外壁塗装の費用内訳は4つ!


外壁塗装の費用は60万円〜100万円以上が相場です。その費用を構成している内訳は①塗料・材料費、②足場代、③人件費、④運営費・諸経費の4つです。この章ではそれぞれの内訳について解説していきます。
>>外壁塗装の費用相場

①塗料・材料費(20%)

塗料・材料費には使用する塗料代、養生テープ、コーキング材、飛散防止ネットなどが含まれてます。
特に塗料代は塗料の種類、品質、量によって費用が異なります。高品質の塗料は耐久性や美観を長期間保つことができるため、初期費用は高くなりますが長期的にみてメンテナンスコストが下がるというメリットもあります。塗料の種類と施工単価は以下のとおりです。

塗料の種類 耐用年数 施工単価(1㎡あたり)
アクリル塗料 3〜6年 1,000〜1,500円
ウレタン塗料 5〜10年 1,500〜2,500円
シリコン塗料 8〜15年 2,000〜3,500円
フッ素塗料 12〜20年 3,000〜4,500円
無機塗料 15〜20年 4,000〜5,500円

②足場代(20%)

安全かつ効率的に作業を行うためには適切な足場の設置が不可欠です。足場代は建物の大きさ、高さ、作業のしやすさなどによって異なります。高い建物や複雑な構造の場合、より高度な足場が必要となり、それに伴いコストが増加します。

足場代の相場は500〜800円/㎡(15万円〜20万円)です。足場代には設置と解体の両方が含まれています。自宅の足場代の目安を計算するときには(外周の長さ + 0.5)×(家の高さ + 0.5)で算出できます。

③人件費(30%)

人件費には作業に従事する職人や技術者の労働費が含まれます。外壁塗装は専門的な技術と経験が必要になる作業であり、施工品質は作業を行う職人の技術に大きく影響します。そのため、高い技術を持つ職人ほど費用が高くなる傾向にあります。また、人件費は工事期間が長くなったり、職人の数が増えると高くなります。

④運営費・諸経費(30%)

外壁塗装の運営費と諸経費は、プロジェクトの管理費、事務費、廃材処理費、輸送費、工具や機材のレンタル費、保険料、そして業者の利益などが含まれます。この費用は業者によって変わりますので、もしその内訳に不安がある場合は業者に聞いてみても良いでしょう。
わたしの家の外壁塗装はいくらかかる?

外壁塗装の見積もり例と適正価格

続いては一般的な30坪の住宅の場合の見積もり例と適正価格について解説します。

項目 施工単価 塗装面積 金額
シリコン塗料 3,000円 118.8㎡ 356,400円
足場代 600円 118.8㎡ 71,280円
養生 300円 118.8㎡ 35,640円
飛散防止ネット 200円 118.8㎡ 23,760円
高圧洗浄 200円 118.8㎡ 23,760円
シーリング 約10万円 100,000円
下地補修 約2万円 200,000円
下塗り 600円 118.8㎡ 71,280円
合計 702,120円
※118.8㎡とは30坪の住宅の外壁面積の概算です

外壁塗装の見積もりは上記のような内訳になっていることが多いです。シーリングや下地補修は今の外壁の劣化症状によって変わってきます。業者からもらった見積もりをこの見積もり事例と照らし合わせて1つずつどういう費用か確認しておくようにしましょう。
わたしの家の外壁塗装はいくらかかる?

外壁塗装の見積もりが高くなるケース

続いては外壁塗装の見積もりが高くなるケースについて解説します。ここでは悪徳業者によって費用がかさ増しされているケースではなく、家の条件的にどうしても高くなってしまうケースについてです。

①外壁の劣化が激しい


外壁塗装の見積もりが高くなる理由の1つが外壁の劣化の激しさです。外壁が大きく劣化している場合は単に塗装するだけではなく、補修や下地処理が通常よりも多く必要になることがあります。例えば、壁の剥がれやシロアリの発生などは塗装工事だけでは補修しきれないため、追加工事が必要となります。
また、劣化が進んでいる場合、通常よりも塗料を塗る回数が増えたり、使用する塗料の種類を変える場合もあるので、それによって費用が高くなってしまいます。
>>外壁補修の症状別費用目安

②家が大きい

家の大きさも外壁塗装の見積もりに大きく影響します。単純に家が大きいほど塗装する面積が広く、必要な塗料の量が増加します。これによって塗料費や材料費が増えるため、自然と見積もりの金額も高くなります。
また、大きな家は作業の難易度も高くなりがちです。高い場所や複雑な形状の壁面などは特殊な機材や技術が必要な場合があり、それが追加のコストにつながることがあります。

③工事を下請け・孫請けに依頼している

元請け業者が下請けや孫請けに塗装工事を委託すると、その分中間マージンが発生します。これは「元請けから下請け」さらには「下請けから孫請け」へと作業が委託されるごとに、それぞれの業者が利益を上乗せするためです。この結果、最終的な見積もりの金額は直接元請け業者が作業を行う場合に比べて高くなる傾向があります。
そのため、見積もりを取る際は「どの業者が実際に作業を行うのか」「下請けや孫請けの使用が見積もりにどのように影響しているのか」を明確にすることが重要です。
わたしの家の外壁塗装はいくらかかる?

外壁塗装の業者選びで注意すること

最後に外壁塗装の業者選びで注意することを4つ紹介します。これらの注意点を意識して業者選びを進めていきましょう。

「足場無料!」など大幅な値引きをしている業者は避ける

よくチラシやホームページ上で「足場無料!」や「工事費用70%OFFします!」という大幅な値引きをうたっている業者とは契約してはいけません。
こうした業者は初期費用を抑えることで顧客を引き付けようとしていますが、実際には施工品質が著しく低いことが多いです。例えば、足場代が無料または大幅に割引されている場合、そのコストを補うために「塗料の品質を落とす」「作業を急ぐ」「必要な工程を省略する」などのことを現場でされている可能性があります。

外壁塗装は家の見た目だけでなく、家の保護機能を担う重要な工事です。そのため、品質に妥協することは長期的に見てメンテナンスコストと家の安全性の両方に悪影響を及ぼす可能性があります。大幅な値引きや無料サービスは将来の追加費用を発生させる可能性があるため、慎重に判断しましょう。

契約を急がせてくる業者は避ける

外壁塗装をする際に契約を急かしてくる業者は避けましょう。契約を急かす業者は見積もりや契約に隠れた費用や不明瞭な条件を隠している可能性があります。契約に不安を感じている場合は急いで契約をする必要はありませんし、不安な部分を解消してくれるようにサポートしてくれる業者を選ぶようにしましょう。

自社施工をしている会社を選ぶ

業者を選ぶときには自社に職人を持っていて自社完結で工事ができる業者を選ぶようにしましょう。大手のリフォーム業者の場合、工事は下請け業者に依頼しているケースが多く、その分中間マージンがとられます。自社施工であれば中間マージンがとられず、提案から工事完了まで一貫したサービスを受けられるので安心して依頼できます。
また、業者との距離も近くコミュニケーションが取りやすいので細かい要望や調整もスムーズに行えるのも大きなメリットです。

2〜3社から相見積もりをとって比較検討する

外壁塗装をする際には2〜3社から相見積もりを取るようにしましょう。複数の業者から見積もりを取ることで、各業者の価格設定、提案内容、サービス範囲の違いを比較検討できます。1社から見積もりをもらうだけだと費用や塗装面積がかさ増しされていた場合に気づけないこともあります。
相見積もりを取る際は、単に価格だけでなく、提案内容や工事の品質、使用する材料、保証期間、アフターサービスなども比較しましょう。もっとも安い見積もりを出している業者が必ずしも良い業者とは限らないため、価格と品質のバランスを見極めることが重要です。
わたしの家の外壁塗装はいくらかかる?

まとめ

本記事では外壁塗装の費用の4つの内訳や見積もりの適正価格、業者選びで注意することなどを解説してきました。外壁塗装の費用はさまざまな要素で構成されているので、悪徳業者に騙されないためには費用に対しての深い理解が重要です。
もし「どの業者に依頼すればいいかわからない…」「もらった見積もりの詳細がよくわからない…」という方はぜひ1度弊社にご相談ください。ガイソーでは工事の無料相談やお客様に合わせた最適な工事プランを提案しております。お見積もり依頼も無料です。
外壁塗装をお考えの方はぜひ一度弊社にお問い合わせください。
関連コラム

外壁塗装にローンを使いたい!組むとき...

外壁の劣化が目立つようになり、外壁塗装を検討している方にとってやはり気になるのはお金のこと。まとまった現金の用...
2023.01.25

外壁塗装の役割とは?最適な外壁塗装の...

マイホームをお持ちの方で定期的に外壁とすを行う方もいるかと思いますが、外壁塗装は見た目を変えるだけではなく、様々...
2023.09.08

金属系サイディングとは?特徴や耐用年...

金属系サイディングは外壁材の一種であり、軽量でスタイリッシュなデザインであることなどから人気が高まっています。 ...
2023.03.09

2回目以降の外壁塗装はいつ行うべき?時...

外壁塗装の効果は永続的なものではないため、塗料の耐用年数や劣化症状に応じて再塗装が必要になります。 すでに1回目...
2021.09.05
YouTube ガイソーチャンネル
最適プランをご提案します!
外壁・屋根塗装のことなら
まずは、お気軽にご相談ください。
無料見積もりを依頼する
ガイソー全国受付窓口 受付時間 9:00~17:00
0120-578-032
住まいの外装リフォーム GAISO(ガイソー) トップ
> コラム
外壁
> 外壁塗装費用の4つの内訳とは?見積もりの適正価格と業者選びのポイントも解説!
最適プランをご提案します!無料見積もりを依頼する
0120-578-032
受付時間
9:00~17:00