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ガイソー足立店

足立店スタッフブログ

目地の傷みを見つけたら!施工の検討を急ぎましょう。

2023.03.27
ガイソーブログをご覧の皆様こんにちは。
ガイソー足立店の松井です!

しばらく雨の日が続きましたね。
思い立ったが吉日と言いますし、
早くお花見に行けばよかったと少し後悔しています。

さて、「雨」と言えば。
皆様は「雨漏り対策」はされていますでしょうか。

今回は、しばしば雨漏りの原因になる、「目地の傷み」についてお話します。
症状の例もまとめますので、ぜひご自宅の状態と照らし合わせながらご覧ください!


「目地の傷み」=「シーリング材の傷み」

そもそも目地とは、
「外壁材同士の隙間」のことを指します。
ALC造や窯業系サイディングボードの住宅に見られます。

目地には、シーリング材というゴム状の材料が充填されています。
このシーリング材が、防水材と緩衝材としての役割を担っています。
(左の写真の白い縦線がシーリング材です。
外装リフォームで打ち替え工事をした直後の様子です。)

「目地の傷み」はすなわち、
「シーリング材の傷み」ということです。

シーリング材は雨風や紫外線の影響を受け、
徐々に傷みが進行していきます。

進行するシーリング材の傷み

築11年
築年数の短いものから並べてみると、
傷みの進行度合いがよく分かります。

まず築11年のお宅の様子です。
硬化し、浅い亀裂が生じています。
築17年
続いて築17年の様子です。

硬化や肉痩せが進んで大きな隙間が生じ、
「青い下地」が見えています。

ここまでの症状になると、雨漏りの
発生リスクが跳ね上がります。
築25年
そして更に時は進み築25年。
シーリング材が完全に無くなっています。
「青い下地」も丸見えになり、
築17年と比べ色も薄くなっています。
更には外壁材にヒビが生じていますね。
雨漏りはもちろん、
外壁材の落下も懸念される状況です。

2面接着の重要性

上記で出てきた青い下地は、
名前を「ボンドブレーカー」といい、
シーリング材が接着しない素材です。
シーリング材の3面接着を防ぐため、目地底に貼ってあります。

通常、シーリング材は外壁材の両側面のみに接着しています。
外壁材の動きに柔軟に追従し、衝撃を緩和、
外壁材のひび割れを防ぐことができるため、
この2面接着を保つことが非常に重要です。

対して3面接着になってしまうと、シーリング材が
目地底との接着面に固定されるような状態になり、
動きが制限されてしまうため、ひび割れの原因になります。

ボンドブレーカーが露出して傷んでしまっている場合、
そのままの状態ではシーリング材の充填ができません。
左の画像のように、ボンドブレーカーの貼り換えが必要です。

目地&ボンドブレーカーの傷みが更に進行すると・・・

なんと、シーリング材が無くなり、
外壁材が外れてしまっています。

普段あまり視線を向けない高い位置だったため、
目地の傷みが進行していることに気付けなかったそうです。
このままでは木部に直接雨風が当たり、
腐食の原因になります。
室内への雨漏りも待ったなしです。
すぐに外れてしまった外壁材を元の位置に
接着し、塗装前の処理をする必要があります!
外壁材を接着し、
ボンドブレーカーを張り替えました。
周りをマスキングテープで養生して
プライマーを塗ったら、いよいよ
シーリング材を充填していきます!
シーリング材を充填し、塗装も終えた施工後の様子です!

矢印の先が外壁材が外れてしまっていた場所ですが、全然目立たないですね(*^^*)

目地の傷みは放置厳禁!

目地の傷みを放置すると、雨漏りの直接的な原因になることがあります。
気付いた時にはもう遅かった、ということにならないよう、定期的に確認されることをおすすめします!

ガイソー足立店では、調査、見積もり提示まで無料で行っております。
気になる症状があったら、すぐにお問い合わせください!
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