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外壁劣化の代表的なサイン「チョーキング」とは!?

2020.10.04
今年が幻のように感じているナガベです。
もう10月なんて。。。
つい先日3月になったばかりの感覚です。あれ、おかしいなあ。

さて、この時期は比較的お天気や気温も落ち着いてくることから
外装リフォームシーズンと言われていますね。
では、塗り替えのタイミングってどうやって見極めれば良いのでしょうか。
きっとお悩みの方も多いかと思います。
そこで、外壁の代表的な劣化のサイン「チョーキング現象」について
詳しくお話ししたいと思います。
まずチョーキング現象とはどんなものを言うのかお話しします。

画像をご覧ください。
このように、外壁を触った時に手にチョークのような白い粉がつくことをチョーキング現象と呼びます。
これは外壁が粉をふいてしまっている状態で、防水機能が失われているサインです。
もう少し掘り下げて、チョーキング現象が起こる仕組みを見てみましょう。
塗膜を劣化させる原因には、気温や酸性雨など様々ですが、最大の原因は太陽光の紫外線です。
紫外線は塗料を塗った表面の0.1mm程度まで浸透し劣化させます。

一旦、塗料についても少し触れておきましょう。
塗料を構成しているのは以下の成分です。
・顔料
・樹脂
・溶剤
・添加剤

この成分の中の樹脂が紫外線を浴びるとダメージを受け、薄く痩せてしまいます。
通常は樹脂層に収まっている顔料が、この樹脂層が痩せることで塗膜の表面に露出してしまいます。
この露出した顔料こそが、チョーキング現象に見られる
"外壁の表面を触ると手につく白い粉"の正体なのです!

樹脂層が痩せて薄くなれば薄くなるほど防水機能が失われ、
チョーキングが進みます。

防水機能が失われるとカビやこけが発生し美観も失われ
外壁材の浮きなどの原因にもなり、
劣化が進むと雨漏れなどにも繋がってしまいます。

劣化が進む前の予防という観点からも
このサインを見逃さずに塗り替えを検討されてみてはいかがでしょうか。
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